【経験者が教える】本当に猫が食べるおすすめフード!選び方のコツも

猫がベロを出している画像

「猫がフードを食べない」

「ドライフードとウェットフードのどちらを与えるべき?」

など猫を飼っていると”食”の悩みは尽きませんよね。

本記事では、累計17匹の猫を飼育してきた筆者がフード選びにおいて大切にしてきたポイント、そして、猫たちの食いつきが良かったフードを紹介します。猫は飽き性な生き物でもあるので、一喜一憂せずに色々と試していくことが大切です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

猫のフード選びで重要なポイント

まずは、猫のフード選びで重要となる基本的なポイントについて解説します。

猫の年齢に合ったフード選び

人間も年齢を重ねるごとに食の嗜好や身体が求めるものも変わってきますよね。それは、猫も同じです。また、高齢になるに連れて歯が抜けてしまったり、固いものが食べにくくなったりします。

ドライフードをお湯でふやかしたり、ウェットフードや流動食に変更するなど適宜対応が必要となります。逆に子猫〜成猫になるまでは、成長期なので「子猫用」のフードをあげるようにしましょう。

多頭飼いで年齢がさまざまな場合は難しいかもしれませんが、できるだけその子の年齢にあったフードを用意することが大切です。

筆者の家では、9匹の猫がおり年齢も嗜好もさまざまなので、猫の気分に合わせてフードをあげられるように、常に数種類のドライフードやウェットフードをストックしています。それだけ、猫によって好むものが違うということです。

栄養バランスの良いキャットフード

キャットフードの中には「総合栄養食」とそうではないものがあります。もちろん、チュールやおやつのみだけを与えている方は少ないと思いますが、ウェットフードをあげている場合は注意が必要です。ウェットフードの多くは、ドライフード(総合栄養食)と一緒に与えることを想定しているため、ウェットフードだけでは栄養が偏ってしまいます。高齢猫でウェットフードをあげる場合は、総合栄養食の表示があることを確認しましょう。

筆者と暮らす高齢猫が好んで食べる、総合栄養食のウェットフードを紹介します。定期便で購入して常にストックしているフードのひとつです。

肉や魚、野菜などの素材の安全性

フードに使用されている肉や魚、野菜など素材の安全性にも気を配りましょう。人なら少し食べても大丈夫なものも、身体の小さな猫にとっては少量が毒になってしまう場合もあります。口に入り、身体を作るものだからこそ安全性の確認は欠かせません。

ドライフードとウェットフードの違い

キャットフードには、大きく分けてドライフードとウェットフードがあります。大きな違いは、その名の通りドライフードは「乾燥しているフード」、ウェットフードは「缶詰のような乾燥していないフード」を指します。

ドライフードは主に総合栄養食として用いられ、ウェットフードはドライフードの補助のような立ち位置です。フードにはそれぞれ以下のような特徴があります。

・毛玉ケア
・尿路ケア
・体重コントロール
・避妊 / 去勢後用
・年齢別

ウェットフードは、特に高齢猫やドライフードだけでは食べない猫におすすめです。ドライフードにウェットフードを少し混ぜてあげるだけでも、食欲が増すことが多いので食が細い子に試してみてください。

おすすめ猫フード商品の紹介

16匹の猫と過ごす中で、一心不乱に食べるフード、食いつきが悪いフード、全く食べないフードとさまざまなフードと出会いました。もちろん、猫それぞれの嗜好もあるので一概には言えませんが、筆者の猫が本当に好んで食べるフード(⭐️)と人気のあるフードを紹介します。ぜひ参考にしてください。

子猫におすすめのキャットフード

サイエンスダイエット 

特徴と内容

  • 12ヶ月までの全ての猫種に対応
  • 高品質な魚油由来のDHAを含
  • 消化に良い高品質なたんぱく質を使用
  • 適切なミネラルバランス
  • 子猫の成長に欠かせないタウリン

ピュリナ ワン

特徴と内容

  • 離乳期から1歳までの子ねこ(妊娠/授乳期の母猫にも)
  • 良質なたんぱく質を配合
  • 本来の免疫力を維持
  • 母乳に含まれるDHA配合

・メディファス(⭐️)

特徴と内容

  • マグネシウム配合で、下部尿路の健康維持
  • 善玉菌の乳酸菌を増やすフラクトオリゴ糖配合
  • カルシウムを強化
  • 日本国産

・ビューティープロ(⭐️)

ビュティープロのドライフードは、筆者の猫たちはとても食いつきが良いです。ドライフードだけでも、もりもり食べてくれます。

特徴と内容

  • 日本国産
  • 無着色、コラ-ゲン3000mg/kg配合
  • 使いやすい小分け包装(300g×5袋)
  • DHA配合
  • 小粒

・ロイヤルカナン(⭐️)

ドライフードとウェットフードの両方を、離乳した子猫にあげていましたが食いつきがとても良くて、毎回完食していました。食欲がなく心配な時にあげてみると良いでしょう。

特徴と内容

  • 離乳期から生後4ヵ月齢まで
  • 授乳期の母猫
  • 食べやすいムース状

シニア猫におすすめのフード

シニアになると悩ましいのが、噛む力が弱まっていたり、内臓の機能が落ちていたりすることです。筆者の家の猫も、これらが年齢を重ねるごとに顕著になっていきました。そのため、特にシニアのフードには気を使います。実際に筆者の家の高齢猫がよく食べるフードを紹介します。

国産牛乳を使ったスープごはん

こちらは常にストックしているフードです。猫は気まぐれなので、いつ食べなくなってしまうのかなと思っていましたが、長期間好んで食べてくれています。国産で主食として与えることができ、固形物が入っていないので歯がなかったり、咀嚼力が落ちている猫でも安心して食べられます。水分補給にもなるので、水をあまり飲まない猫にもおすすめです。

 ・シーバ 一皿の贅沢 しっとりテリーヌ

こちらも常にストックしています。実はこのテリーヌは、全ライフステージ向けなのです。つまり、年齢関係なく与えることができるフードです。そのため、多頭飼いで年齢がバラバラ…という場合にぴったりです。そして、テリーヌではありますが非常に柔らかく舌で簡単に潰せます。実際に筆者が食べたわけではありませんが、香りなど美味しそう(笑)なので、筆者の飼っている猫たちにはとても好評です。総合栄養食なので、安心して与えられます。

・18歳から 腎臓の健康維持

こちらも以前あげており、よく食べていました。(気まぐれなので、途中で食べなくなり現在は上記2点に変更) 総合栄養食で、特に高齢になるにつれて機能が落ちてくる腎臓に配慮されているフードです。固形物は入っておらず、ペースト状なので高齢猫にぴったりです。

健康缶

健康缶にも非常にお世話になりました。こちらもペースト上で、免疫力や腸内環境の健康維持を目的としています。注意が必要なのは、総合栄養食ではありません。そのため、別の総合栄養食と併用して与える必要があります。

成猫におすすめのフード

特に気を遣う子猫とシニアのフードですが、もちろん成猫のフードも重要です。フードによって猫の健康にも影響が出てくるので、しっかり選びましょう。筆者の猫が好んで良く食べるフードを紹介します。ぜひ参考にしてください。

ビューティープロ 室内猫用 / 避妊・去勢後用

子猫用でも紹介しましたが、ビューティープロのフードは非常に食いつきが良いです。1歳から向けで、室内猫用や避妊・去勢後用などさまざまなタイプが発売されています。さらに、個包装になっているのが嬉しいポイントです。避妊や去勢後は太りやすくなってしまうので、このように配慮されているフードを選ぶのもひとつの方法です。

いなば 金のだしカップ

いなばのカップシリーズで、こちらは非常に出しやすいです。猫のウェットフードはパウチタイプか缶詰タイプが多く、開けにくかったり、中身を綺麗に出しにくいという難点があります。毎日、しかも1日に数回あることなので、ちょっとしたことですがストレスになりますよね。猫も好んで食べるのですが、こちらは総合栄養食ではないので、上記で紹介したビューティープロのような総合栄養食と併用して与えましょう。

個人的には「ジュレ」の方がおすすめです。最近はあまりホームセンターなどでは見かけ無くなってしまったので、Amazonで購入しています。

おすすめなジュレタイプはこちら

はごろも 寒天ゼリー

シーチキンを製造しているはごろもフーズが出している猫用フードです。寒天でコーティングされているのが特徴です。フードとしては美味しいようで好んで食べていたのですが、寒天が思ったよりも固かったので、開ける前に揉み込んでいました。寒天なので身体には良いですが、物理的に食べにくそうにしていたので、ほぐしてあげるなど工夫は必要です。また、総合栄養食ではないので、総合栄養食を一緒に与えましょう。

まとめ

筆者も猫のフードの好き嫌いには非常に悩まされてきました。「え?昨日まで食べてたじゃん!」ということも、しばしば…そんなところも愛すべきポイントで、フード選びは悩ましいながらも、これなら食べるかな?と楽しい瞬間でもあります。

フード選びに悩んだら、筆者の猫たちが実際によく食べたフードをぜひ参考にしてみてくださいね!

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